シティボーイは泣かない。

古い引き出しの奥に、ずっとしまわれていた手紙のような話。

2018-12-24から1日間の記事一覧

愛と云う名の全て。

日が傾くにつれて雨は上がり、やがて雲の切れ間から満月が顔を覗かせていた。 国破れて山河あり。 いつもよりキツめの煙草を、寒さに負けるようにしてもみ消した。 何も変わってないよな。 ふと、誰に問いかけるでもなく言葉が出てくる。 もう少し楽に生きら…